ネム蔵、自称:ミスターACPです。
ネム蔵が、なぜこのようなTシャツを着て走ろうと思った理由を書かせていただきます。
なぜACP:人生会議を知ってもらおうと思ったのか?
この世に「生」を受けたものは100%「死」その時を迎えます。しかし「万が一」、「死」を考えることは普段しませんよね。
毎日考えていたら、怖くて外も歩けません。
それでも、その時を考えてもらえたらと考えるようになりました。
少し長くなりますが、僕の経験してきたことを聞いてください。
ネム蔵は看護師として 20 年以上働いてきました。その間、多くの患者さんの最期をみさせていただいてきました。
患者自身が治療の選択ができない状態で、家族や代理の方が意思決定をするケースも非常に多く、他人の命、人生の選択をする場面に立ち会ってきました。治療の選択をした結果、患者さん自身が望んだのかわからない 点滴や栄養チューブ、 呼吸器の装着、 そのために手足や胴体を縛られる。
入院して病気自体は改善したものの、入院前と生活状況が変わってしまう方もたくさんみさせていただきました。
最初は大事な家族として入院したはずなのに・・・ 退院が近づくと、
「自宅では介護ができない」、「 施設の入所にはお金がかかる。 誰がその支払いをするのか?」
現実問題、このような悩みに直面することが多いです。
入院したときは、家族だったはずの人が、 退院が近づくと、重荷になっているように感じることがありました。本人はもちろん、治療選択をした方が、抜けないトゲを胸に残してしまわれるのでは?と感じることもありました。
ACP:人生会議を行うメリット
だから、元気なうちに、自身の価値観を考えて、大事な人たちと話しておくことが、「万が一」がやってきたとき、医師から聞いたことのない治療の選択に迫られたとき、自身の人生の選択する物差しになってくれます。自分が万が一しゃべれないとき(命の危機が迫った状況では70%くらいの方はしゃべれません)、自分以外の大事な他人が人の人生の決断をします。
その時に、悩みます。自分のことじゃない 人の命だから、悩みます。
それでも、「こんな姿はいや」、「こうしてほしい」と価値観の共有ができていたらどうでしょう?
そんな話ができていたとしても悩むかと思いますが、全く知らないのと大きく変わると僕は思っています。
そんな思いから、僕の夢
「家族を大事に、ACP:人生会議を世の中のスタンダードにする」
自身の夢を言葉にすることができました。
まだまだ、僕にはうまく伝えることができず、価値観を押し売りして小さなものから大きなものまで失敗しまくっています。そんな経験をさせてもらいながら学ばせていただいています。
本日このTシャツを着て走ることでこちらのサイトに一人でも誰か見てくださり、ACP:「人生会議」という言葉を知っていただいたら今日の活動は大成功です。
あとは、あなたにゆだねます。こちらサイト以外にも多くのわかりやすいサイトや講習会など世の中にはたくさんあます。
そんな、情報も僕の活動と一緒に報告させてください。
本日はネム蔵、自称:ミスターACPの長話にお付き合いいただきありがとうございました。
サイト内にはおすすめのACP「人生会議」のツールをいれてあります。もしよろしければのぞいてみてください。
本日は、当サイトにお越しくださいましてありがとうございます。
<感謝>
2024年5月19日、このTシャツを着て、長良川ミドルトライアスロン102を走らせていただけている。許可をいただき大会を支えてくださる関係者の皆様
こちらのブログに、記事やパンフレット、動画など引用の許可をくださった神戸市、神戸大学の方々
僕のブログには欠くことのできないイラストを好きに使わせてくださっている杉野画伯
僕の思いを言葉にすることを手伝ってくれた恩師と先輩、一緒にACP普及啓もうする仲間たち
僕のイメージを形にしてくださったホームページ制作のホヌさん
僕に この活動をさせてくれている僕の家族に
そして、サイトに訪問してくださり、ここまで読んでくださったあなたに
本当にありがとうございます。
なんだか、終わりみたいですが、今日が「ミスターACP」(自称)の誕生日です。
今後もぼちぼちと「家族を大事に、ACP:人生会議を世の中のスタンダードにする」活動を行っていきます。
次の予定は、五島列島トライアスロン!バラモンキングです。
頑張れ、ネム蔵、頑張れ!ミスターACP!!
自分で言ってみました。
では、また
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