今日も、自分の機嫌は自分で取る

今日も、自分の機嫌は自分で取る

ここ何年も、意識して続けていることがあります。

それは、自分が「ご機嫌でいられるようにすること」と、「自分の機嫌を取ること」です。

目次

他人の言動に、心が揺れることがある

「他人と過去は変えられない。変えられるのは、自分と今」

そんな言葉を、自分の中で大切にしてきました。

頭では分かっているつもりでも、ふとしたときに、他人の言動や行動によって、自分の感情が揺れてしまうことがあります。

腹が立ったり、悲しくなったり、モヤモヤしたり。

その瞬間に、いろいろな感情が湧いてくるのは自然なことだと思います。

でも、僕には、もうひとつ気になることがありました。

それは、相手が目の前からいなくなった後も、そのときに感じたことを、ずっと考え続けてしまうことです。

気づけば、頭の中はその人のことでいっぱいになっている。

本来なら、自分のために使えるはずだった時間なのに、他人の言動を考えるために使ってしまっている。

それは、自分の時間を他人に捧げているようなものだと感じました。

どうしたら、もっと穏やかに過ごせるのだろう。どうしたら、日々の暮らしの中で幸せを感じられるのだろう。

そんなことを考えながら、いろいろな本を読むようになりました。

自分にできることを探していた

さまざまな本を読んでいると、共通して書かれていることがありました。

それが、「ご機嫌で過ごすこと」と「自分の機嫌を取ること」です。

これは、まさに自分にできること。そして、自分にしかできないことなのだと感じました。

他人の言動を変えることはできなくても、自分が心地よく過ごすためにできることはある。

そう考えて、普段の生活の中で、自分が心地よいと感じることや、うれしいと思えることを、意識して見つけるようにしました。

何気ない日常の中にも、心地よさやうれしさはあります。

おいしいものを食べる。好きなことをする。家族と過ごす。何もせず、のんびりする。

そんな小さなことにも目を向けるようにしました。

ただ、自分の感情が大きく揺れてしまったときには、なかなか難しいんです。

頭では分かっていても、嫌なことが頭から離れない。

だからこそ、普段から自分の心地よさに目を向ける練習が大切なのだと思っています。

3行ポジティブ日記との出会い

もともと、日記はつけていたのですが、

2025年8月頃から始めた「3行ポジティブ日記」は、自分の機嫌を取るための大切な練習になっています。

3行ポジティブ日記は、簡単に始められる習慣です。

寝る前に、その日あった楽しかったことや、うれしかった出来事を3つ書き出します。

例えば、

  • 今日も、おいしいコーヒーが飲めた。
  • 仕事中、スタッフと笑顔で話せた。
  • 家に帰って、家族と穏やかな時間を過ごせた。

こんな小さなことで構いません。

特別な出来事を書く必要はありません。

大切なのは、日常の中にある「よかったこと」に目を向けることです。

僕が意識しているのは、次の3つです。

  • 寝る前に書く。 一日の終わりに、今日あったよかったことを振り返ります。
  • よかったことを3つ書く。 うれしかったこと、楽しかったこと、心地よかったことなど、小さな出来事で構いません。書けないときは1つだけでもOK!
  • 反省会はしない。 嫌だったことや、できなかったことを振り返る時間ではなく、今日のよかったことに目を向ける時間にします。

一日を振り返ると、嫌だったことや、うまくいかなかったことも思い浮かびます。

でも、寝る前のこの時間は、よかったことだけに目を向けてみる。

そんな習慣を続けています。

「人間の最大の罪は不機嫌である」

もうひとつ、興味深く感じた言葉があります。

ひすいこたろうさんの著書『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。1秒でこの世界が変わる70の答え』に書かれていた言葉です。

「人間の最大の罪は不機嫌である」

この言葉とともに、不機嫌が周囲へ伝わっていく様子が、ラーメン屋さんのエピソードで紹介されています。

あるお客さんが、注文を確認した店員に腹を立て、怒鳴りつけます。

怒鳴られた店員は、厨房の職人に不機嫌な態度で注文を伝えます。

職人も嫌な気持ちになり、その感情を家に持ち帰って、妻に当たってしまう。

妻は子どもに怒りをぶつけ、子どもは翌日、学校で友だちとけんかをしてしまいます。

それぞれが、自分のところにやってきた不機嫌を、次の誰かに渡してしまう。

そんな連鎖が描かれています。

このエピソードについて、フランチャイズのラーメン屋さんの説明会で話されている実話だと紹介されています。

このエピソードを読んで、不機嫌は自分ひとりの問題ではないのだと感じました。

自分の不機嫌が、知らないうちに誰かを嫌な気持ちにさせてしまうことがある。

反対に、自分が穏やかに過ごしていることで、周りの人にもよい影響を与えられるかもしれません。

ご機嫌も、周囲に伝わっていくのだと思います。

不機嫌になってはいけない、ということではない

もちろん、いつもご機嫌でいられるわけではありません。

僕だって、他人の言動にイラっとすることもあります。

悲しくなることも、モヤモヤすることもあります。

だからといって、そんな感情を抱いた自分を責める必要はないと思っています。(以前は、自身の負の感情を抑えるように頑張っていましたけど・・)

大切なのは、不機嫌にならないことではなく、不機嫌になった自分を責め続けたり、その感情をいつまでも引きずったりしないこと。

相手の言動によって心が揺れたとしても、その後の時間まで相手に渡し続ける必要はありません。

「ああ、今、自分は嫌な気持ちになっているんだな」

まずは、そんな自分の感情に気づく。

そして、少しずつ自分の好きなことや、心地よいと感じることに目を向けていく。

すぐに切り替えられない日があってもいい。

自分の機嫌を取ることまで、頑張らなければならないことにしなくてもいい。

自分の心地よさを大切にしながら、少しずつ自分の時間を取り戻していけたらと思っています。

嫌な感情が繰り返しわいてきたら、僕はロウソクの火を消すように、息を吹きかけて、その感情を吹き飛ばすイメージを持っています。

感情を無理に抑え込むのではなく、少し距離を置いてみる。そんな感覚です。

よかったら、試してみてください!

今日も、自分の機嫌は自分で取る

2025年8月頃から続けている3行ポジティブ日記。

これからも、自分の機嫌を取るための習慣として続けていきたいと思います。

他人の言動や態度を変えることはできません。

でも、自分が何に心地よさを感じるのか、何をうれしいと思うのか。それに気づくことはできます。

毎日、必ずご機嫌でいられるわけではありません。

それでも、自分の心地よさを大切にすることはできる。

今日も、ご機嫌で過ごすために、自分の機嫌を取っていきます。

イラスト:ネム蔵 × 杉野画伯 × ChatGPT(AI生成)

参考文献:ひすいこたろう著『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。1秒でこの世界が変わる70の答え』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2015年。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

看護師として、たくさんの「命の選択」に立ち会ってきました。

『家族を大事に、ACP「人生会議」を世の中のスタンダードにする』。

そんな夢を胸に、一歩ずつ、伝える活動をしています。

目次